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超久しぶりの機体チェック

昨日(2012.11.10)は京都一周トレイルを歩いたりしてみました。
画像を整理してまた報告します。


で、今日は久しぶりにパラグライダーねたを…

パラグライダーは十数年前のフライトを最後に押し入れに仕舞ったままでした。

この前の比良縦走で以前よくフライトしていた蛇谷ヶ峰に久々に登って、当時の快感がふつふつと蘇り、また飛んでみたくなりました。

ということで、近所の公園で本当に久しぶりに機体を広げて状態をチェック。
十数年ぶりに広げるのでどうなっているのか心配です。



PB041103s.jpg
機体は今は無きSTV社のCX-Sport290です。20年近く前に発売された機体です。
ハーネスはバックルがちょっと錆びていますが強度的には大丈夫そう。

PB041102s.jpg
恐る恐る機体を広げます。

PB041099s.jpg
改めて広げるとでかいですね。翼長は11.7mあります。
キャノピーと各ラインの状態チェック。特にラインの接続部の強度を確認。

見た目と簡単にテンションを与えてのチェックでは大丈夫そうですが、こればかりは実際の使用状態にならないと正確にはわかりません。
まぁ、大きなダメージを与えるフライトはしてないので問題ないとは思います。
気になるのは長年の保存による経年劣化ですが…

桂川の河川敷あたりで実際にライズアップし、グランドハンドリングで状態を確かめる必要がありますね。エマージェンシーのレスキューパラシュートもリパックしないと。



現在のパラグライダーの事情には疎くなってしまいましたが、機体にしてもハーネスにしても性能と安全性は各段に良くなっていることと思います。
特にハーネスはハードランディングの衝撃をより吸収する構造になっているのでしょう。

このCX-Sportは当時としては潰れにくく、潰れても容易に回復してくれるし、空中でのハンドリングも素直な非常に安定した機体でした。

当面、グランドでの強度確認を十分行ってから実際のフライト(山飛び)を慎重に考えてみます。
ハンドリングの感覚も蘇らせないとあかんね。まぁ、無理はしませんが。

本当はどっかのスクールでリフレッシュした方がいいんやろうけど…

また羽ばたく日はくるのかな?


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奥穂高岳フライトの顛末

先日NHK BSプレミアム で「風とともに越えろ X-Alps2011」が放送されました。

X-alpsとは、オーストリアのザルツブルグからドイツ、イタリア、スイス、フランスを経由して
ゴールのモナコまで、アルプス山脈を徒歩とパラグライダーで繋いで越える過酷なレースです。

総距離864kmとのことですが、これは直線距離であり、実際の移動距離はその倍以上でしょう。

2003年に始まり、2年置きに開催で、2011年で5回目とのことです。
この手のエクストリームスポーツのスポンサーはご多聞にもれず、Redbullですw

日本からは扇沢郁選手が参加してましたが、初日のビッグフライトで飛行高度制限を超えてしまう
というレギュレーション違反で惜しくも失格になってしまいました。

X-alpsでのフライトはいわゆる山飛びで、徒歩で山に登り自らの判断でテイクオフするわけですが、地形や気象条件の厳しい環境の中、何度も失敗して飛び立つ姿に興奮しました。

観ていて以前トライした奥穂高岳山頂からのフライトの顛末を思い出しました。





もう十数年前になりますが、パイロット証を取得して間もなくの頃、どうしても穂高を飛びたくて、
山岳フライトを計画しました。

計画では、

  奥穂高岳山頂からテイクオフ 
⇒ 前穂高への吊尾根のリッジで高度を維持
⇒ 前穂高から明神岳を越えて梓川上空 
⇒ 上高地の梓川河原にランディング  高度差1700mのフライト

というものでした。

通常、晴天時の奥穂高岳は南風に加えて、岳沢からの吹き上げがあり、南東へのテイクオフに適しています。

初日はサポートメンバー3人と早朝に上高地入りし、パラグライダーを担いで奥穂高岳山荘まで。
山荘から観る美しい夕焼けは明日の晴天を約束してくれてました。

フライト当日、案の定、雲一つない晴天!

意気揚々と山頂へ向かいます。


山頂に着いてみると、風向きはいいのだけど、風が強い!
風速で7m~8m位だったと思います。

一応、風速の上限を6mに置いていたので、風待ちに入りました。

風はなかなか治まってくれず、結局4時間待ってやっと5,6mに。慌てて機体を広げだしました。
行かれた方はご存じでしょうが、奥穂高山頂斜面は崩壊した岩魂で埋め尽くされています。


okuho



治まったと言っても6mの風に煽られ、キャノピー(翼部分)やラインがやたら岩に引っ掛かります。

やっとのことでセッティングを終え、風がやや落ち着いたタイミングでクロスハンドで機体をライズアップ!

岩に引っ掛かりながらもキャノピーは頭上へ!

その時、ギャラリーから

「あ!破けてる!」

との叫び声が聞こえてきました。

慌ててBラインを思いっきり引いて機体を潰してテイクオフを中止しました。

確認してみると、キャノピー中央付近に2m程度の大きな裂け目が・・・ぞっとしました。

そのままテイクオフしてたら翼の形成ができず、間違いなく墜落していたはずです。

ギャラリーの一声に本当に救われました。




そのあとはもちろん徒歩で上高地まで5時間かけて降りました(^^;

今でも思い出すと怖いです。

X-alpsを観てまた飛びたいなぁと思ったのですが、今は抱えるものが多すぎて自重するしかないかな。


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ひろろ

Author:ひろろ
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刺激が行動原則です。
クライミング、沢登り、ランニング、パラグライダー、音楽、アコギ、ロック、プログレ、画像処理、カラーサイエンス…京都からの発信です。

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