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国際宇宙ステーションのトム少佐

昨年末公開された「ゼログラビティ」(原題:Gravity)を見てデビッド・ボウイの「Space Oddity」を連想した方も多かったのではと想像します。

スペースシャトルでハッブルの修理中に宇宙デブリ(廃棄衛星のゴミ)の破片が襲来し、主人公が宇宙の虚空に投げ出されてしまう。
そこからの生還劇を国際宇宙ステーションや中国の宇宙ステーションを絡めて描いたのが「ゼログラビティ」のストーリーです。

着想は「Space Oddity」からであっても不思議じゃない。

ゼログラビティ トレイラー


(Space Oddityに関しては過去記事「トム少佐よ永遠なれ」をどうぞ)

真空、無重力の宇宙空間をひとり漂う。

Planet Earth is blue and there's nothing I can do...
(地球は蒼く、僕に出来ることは何もない)


とトム少佐の絶望と諦念を歌うデビッド・ボウイの歌詞が頭をよぎります。

幼い日に親とはぐれて不安に泣き叫んだ記憶。

遭難寸前のビバークで遠く下界の街の灯を眺めらながら感じた寂寞の記憶。

拠り所の喪失の恐怖は耐え難いものがあります。



なんてことを思っていたら、ISS(国際宇宙ステーション)のコマンダーであるChris HadfieldがISSで歌う「Space Oddity」を発見!

実に、Youtubeでの再生回数は2500万回以上。

歌詞は若干替えてあるけど、あまりにもピッタリ来すぎて新たな感動を覚えます。

まるで彼がトム少佐であるかのようです。

Chris Hadfield(ISS Commander) - Space Oddity


歌詞の変更部分からすると、ISSからソユーズで地球に帰還する心情を歌っています。

Planet Earth is blue and there's nothing left to do...
(地球は蒼く、僕は全てをやりきった)

ミッションコンプリートです。

彼がトム少佐を地球に連れ戻してくれました。

そして…「Ashes to Ashes」に繋がるとしたら、出来すぎですね!


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Enigma で脱力

久しぶりに音楽ネタを。


もう随分前になるけど、滋賀県の比良山岳センターの人工壁にトレーニングに行った時のこと。

これから核心部に突入って時に、BGMでかけられていたFMから流れてきた曲。

女性の語りかけるメッセージからベースのリズムとなる民族系の女性コーラス、そして男性の叫ぶようなボーカルが微妙な転調でメランコリーなメロディーを刻む。
さらに、グレゴリオ聖歌っぽいフレーズも…


「な、なんじゃこれは?」

壁に蝉のようにへばりつきながら聴き入ってしまった。

壁は前傾しているので、あっという間に腕はパンプしてトップロープに身を預けるはめに。

なんとも黄昏た気分になって、もう登る気が失せてしまった。

ラジオからは「エニグマの何たらかんたらでした」と曲の紹介が。



調べると流れてた曲はEnigmaの「Beyond the invisible」で、帰ってから早速CDを探しEnigmaの3rdアルバム

「Le Roi Est Mort, Vive Le Roi!」

を購入。まぁ、「Beyond the invisible」だけが聴きたかったのだけど。

CDのクレジットには「Enigma」はマイケル・クレトゥを中心とする音楽プロジェクトでヒーリングミュージックの先がけとか。

グレゴリオ聖歌をフューチャーしているのでヒーリングと称されるのかも知れないけど、文化的背景が異なる日本人にはピンとこない。

どちらかと言えば、陰鬱な気分になってしまう。

日本で言えば、お経を楽曲に取り込むみたいなものかな?(笑)

ちょっと興味を持ったので、彼らの1st、2ndアルバムを買ってみたり、グレゴリアンチャントのCDを聴いてみたりしたけど、どうもしっくりこなかった。



「Beyond the invisible」のPVは曲に素晴らしくマッチした幻想的で美しい秀作です。
一見の価値あり!

Enigma - Beyond the invisible

携帯用動画リンク

楽曲的には計算しつくされた構成で、挿入されたグレゴリオ聖歌のパートもメロディラインにうまくフィットしてシームレスに繋がっています。

結局は壁にへばり付きながら聴いた「Beyond the invisible」の印象が全てで、未だにこの曲を聴くたびに黄昏ております。


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自然を愛する全ての人へ

文明を享受する我々は

もうそれを捨て去ることはできない

便利な日々の生活の中で

本能はますます希薄になってしまう

非日常性を求めて山にのぼってみても

帰る先はいつもの日常

生き物として本当はどちらがあるべき姿なのだろう

忙しさと溢れかえる情報に流され

フクシマの現実は

もう忘れてしまったかのよう

人の存在自体が自然に大きなインパクトを与えざるを得ないなら

少しでもそれを軽くしたい



素晴らしい歌詞の歌があります。
自然を愛する全ての人に聴いて欲しい歌です。

地球のうた - クレヨン社
携帯用動画リンク


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ゲイリー・ムーアのこと

ゲイリー・ムーアが突然亡くなってから、ちょうど2年経つんだなぁ…

って思ってた時、たまたま観ていたフィギュアスケート四大陸選手権の羽生選手のショートプログラムでゲイリーの「パリの散歩道」が流れてきてびっくり!

普段、男子フィギュアスケートなどは観ないので知らなかったのですが、今季のSPでずっと使われてきたんでしょうね。



ゲイリー・ムーアの曲は会社員バンド時代に色々とコピーしたものです。

当時、ゲイリー・ムーアと言えば、正確無比なオルタネイトピッキングの早弾きと日本人の琴線に触れる哀愁のあるメロディアスな曲で日本のギターキッズの間では異常なまでの人気でした。

三度目の来日公演(1985年)は京都会館に足を運んだのですが、第一ホールの半分しか客が埋まっておらず、開演前に「盛り上げてやってください」的なアナウンスが流れるなど、ちょっと寂しい感じでした。

日本市場を狙った歪なプロモーションの無理が出始めた頃だったのかもしれません。
1987年には「夜のヒットスタジオ」なんかにも出演してましたが、完全な口パクだったように記憶してます。

ゲイリー本人はあまり日本に来たくなかったのかも…

ゲイリー・ムーアは2011年2月6日に休暇先のスペインで心臓発作のために急逝しました。



ではでは、ゲイリー・ムーアの曲を2曲程ご紹介。

先ずは、ゲイリーの曲の中でも最もメロディアスで華やかな「Always Gonna love You」
日本での人気を決定付けたアルバム「Corridors of Power」収録の珠玉のバラードです。
ストラトでなんでこんな図太い音が出せるんだろうね。




1990年あたりから、彼の根っこであるブルースに回帰します。
でもギターはゲイリーそのもの。泣けます!

Gary Moore - Still Got The Blues



時代に左右されず、自らのスタイルを貫きとおしたゲイリー。
ギターも曲もボーカルも彼ならではの世界でした。
今でも私のスマホには彼の曲がいっぱい入ってます。


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驚愕!あの「Animusic」が現実に!

音楽ネタが続きます。

ちょっと前(2004年頃?)になりますが、「Animusic」という仮想楽器の自動演奏CGが話題になったことがあります。
CGとしても楽曲としてもかなり完成度が高く、また、その発想に驚きました。

先ずは、代表作の「Pipe Dream」を見てください。

Animusic - Pipe Dream

携帯用動画リンク

無数のボールが飛びだし、仮想的な楽器やドラムを同期演奏するわけですが、見掛け上、物理的な破綻もなく、映像と音がずれないようにCGを作成するのはかなり高い難易度だと思います。

現実にこういう装置があったら楽しいだろうなぁと思いましたが、制御の複雑さとそれに追従するハードウエアの実現の観点から非常に難しいかなと思ってました。

そもそも、CGが物理法則をどこまで忠実に再現しているのかもわかりませんし…

しかし、なんとこの「Pipe Dream」を現実化するプロジェクトがあったんです!

インテルの展示会(IDF2011)向けデモンストレーションとしての開発プロジェクトのようですが、開発元はアメリカのSisu Deviceというロボット制御を専門とする会社です。

Bring Pipe Dream to LIFE!

携帯用動画リンク

アクチュエーターやボールの出射(エア?)の音が気になりますが、驚くべき再現性です。
もちろん、音源はボールの衝突をセンスしてシンセに連動させていますが。

制御のちょっとしたタイミングずれがあると演奏が破たんしてしまうのでプロセッサーを7つ使用したパートごとの独立制御のようです。

それにもましてハードウエアとその制御が素晴らしいですね。圧巻は鉄琴音のパートで、回転しながら高速でボールを投げて正しく着弾させる技術は半端でないと思います。

エンジニアの端くれとしては見ていてワクワクしました。
こんな開発プロジェクトに参加できたら楽しいだろうなぁ。


インテルのデモなんだけど、すごいのはプロセッサーではなくて、Sisu Deviceの技術でしょうね(笑)

Animusicの他の作品でも実現可能性の高いのはこれかな?

Animusic - Acoustic Curves

携帯用動画リンク

「Pipe Dream」からするとこんなの楽勝で実現できるでしょう。

こんなのが、例えば駅前に設置してあって、定期的に演奏してたら人だかり間違いなし!(^^)


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プロフィール

ひろろ

Author:ひろろ
Thrill‐Seeker
刺激が行動原則です。
クライミング、沢登り、ランニング、パラグライダー、音楽、アコギ、ロック、プログレ、画像処理、カラーサイエンス…京都からの発信です。

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