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廃墟ファンにはたまらない愛宕山ケーブルカー廃線跡に行ってみた

久しぶりの記事です。

年末から母親の骨折入院やら会社のバタバタでブログを更新してる間もなかった状態でした。

ちょっと落ち着いたので、以前から行ってみたかった愛宕山の廃線となったケーブルカー跡に行ってみました。

愛宕山ケーブルカーは愛宕山鉄道が運営する路線の中で、麓の清滝駅から山中の愛宕駅までの索道線で、開業は1929年(昭和4年)、廃線は1944年(昭和19年)でした。

当時はケーブル愛宕駅周辺にホテルやスキー場、遊園地まで揃ったリゾート地として賑わいを見せていたようです。
戦時中に「不要不急線」に指定されたことにより廃線となり、その後復活することなく現在に至ります。

清滝から索道跡を辿るルートは登山道でもなく、公には立ち入りは認められていません。
また6つあるトンネルのうち2つは内部が崩落しており危険な状態です。
行っておいてなんですが、安易に入り込まない方がいいとは思います。


ケーブル跡地図

清滝駐車場から表参道右手に索道跡が続いています。
ロープは張ってますが「立入禁止」とは書いていません。

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しばらく辿ると第一のトンネルに
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トンネルは結構長く、暗いのでヘッドランプは必携です。

出口はこんな感じ
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すぐに第二トンネルへ
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第三トンネルは内部が崩壊してます。
右の斜面をトラバース気味に巻いて行きますが慎重に。

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ちょっと判りにくいけど、内部は土砂で埋まってます。
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短い第四トンネル
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こんな感じで索道跡は一定傾斜で一直線に伸びています。
登山というより階段を延々と登る感じで変に疲れます。

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第五トンネルも内部が崩壊しています。
これも右斜面から巻きますが、結構な急登です。

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第五トンネルは結構長いようで、途中林道に出くわしますが、そのまま突っ切ればトンネル出口にひょっこり出ます。
中は真っ暗で覗いてみる気にもならない。

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そして最後の第六トンネル
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谷にかかる橋の部分でも崩落して底が抜けている個所もあります。
上を歩くと崩れそうで怖い。

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結構登ってきた感じで、ここまで来ると市内の眺望もききます。
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やっと愛宕駅跡が見えてきました。
ここまで約1時間です。一定傾斜を登るのでしんどいけど意外と早く着いた感じ。

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愛宕駅は二階建て鉄筋コンクリートの立派な駅舎です。
なかなかいい感じに廃墟の趣を出してくれてます。

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一階内部
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二階内部
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駅舎前は意外と整備されていて休憩できるようになっています。
案内板もあり、立ち寄る人も結構いるのかな?

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ここで遅い昼食を取った後、表参道を清滝まで駆け下りました。
表参道との合流点はちょうど水尾別れのあたりです。



索道跡はまぎれもない人工物なのですが、これだけの年月が経つと自然に溶け込んで違和感を感じません。
放置すれば結局自然に飲み込まれていくのでしょう。

でも徹底した直線性はまるでインカのピラミッドの祭壇へのアプローチのように感じました。
もちろん「祭壇」は愛宕神社ですね。


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おそらく京都で最もアクセスが大変な寺かも

先日、登山復活へのリハビリで愛宕山に登ってきました。

登りはメインストリートの表参道からアプローチしたのですが、同じルートを降るのも面白くないので、月輪寺経由で清滝に至るルートを選択。

標高差850m、往復10kmの行程を通して腰も足もなんら問題なしなのでそろそろクライミングでも開始しようかなと思ってます。



月輪寺(つきのわてら)は愛宕山の中腹、標高550mほどの場所にひっそりと佇む寺です。

アプローチは清滝駐車場から林道を30分、登りで1時間ほどかかり、徒歩で行くしか手段はないです。
おそらく京都でもっとも訪れるのが大変な寺ではないかと思います。

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今回、初めてこの寺を訪れたのですが、場所柄十分な整備もされておらず、廃寺一歩手前のところを、年配の尼僧さんと息子さんが必死で守られています。

数年前の豪雨ではがけ崩れにより大きな被害を受けたようで、その復旧もままならない状況です。

月輪寺の概要は
「愛宕山の山腹にあり、四囲の山々の雄大な景観がひろがる。781年(天応1)慶俊僧都の開創と伝え、空也上人、法然上人も登山参禅、九条兼実も度々閑居した。本堂には本尊阿弥陀如来像(重文)ほか平安時代の仏像を8体安置。天台宗。境内の‘時雨(しぐれ)桜’は親鸞が流罪になる時植えたもので、5月頃になると晴天でも葉から雫を落とすのでその名。
境内の本石楠(しゃくなげ)(天然記念物)も見ごたえあり。」 -京都観光Naviより


となっています。

月輪寺 本堂
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手作り感が好ましい受付
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こんな山奥に重要文化財が8体も存在することも驚きですが、これだけ由来ある古刹が行政から十分なサポートが得られてないのも釈然としません。

理由は立地が私有地であるとか、豪雨でダメージを受けた権現堂が文化財指定を受けていなとかいろいろあるようで、ボランティアの協力でなんとか維持している状況のようです。

今回はそそくさと通り過ぎただけですが、宝物殿にある重文は電話予約で案内してもらえるとのことですし、尼僧さんのお話も聞きたいので、月輪寺を目的としてまた訪問したいと思ってます。



ちょっと下ったところには「子宝もみじ」っていう不思議な紅葉がありました。
確かに赤子を抱いていうようです。
もう子供はいらないですがなでなでしておきました。

もうこのあたり一帯がパワースポットって感じですね。
なんか感動してしまいました。

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30数年ぶりの皆子山荘

脊椎管狭窄の手術後、ジョギング程度の運動なら問題ない感じになってきました。

そろそろ登山にも復帰しようかなと思ってたのですが、約一年間山らしい山には登ってません。

どこか手軽な山はと考えて行き先は皆子山に決定!

いかにも地味な名称の皆子山は京都と滋賀県の県境にある山ですが、なんと京都府の最高峰の山です。

っていっても1000mないですが・・・

皆子山に行こうと決めた理由の一つに、この山の中腹にある「皆子山荘」という山小屋に寄ってこようというのがありました。

「皆子山荘」は学生時代に所属していたサークルの山小屋で、先輩方が自ら設計し、ほとんど自分たちの手で建てた山小屋です。
現役時代は事あるごとに山小屋に行き、仲間と語り明かしたものですが、もう30数年も足を運んでいません。

山への復帰に際して、自身の山への関わりの最初の場であった山小屋に行くのもいいかな?という感じです。

そんなこんなで、皆子山に登ったついでに「皆子山荘」に寄ってきました。
本当は皆子山荘がメインです!



皆子山荘は皆子山の中腹ですが、寺谷ルートから入るので、最寄りの集落は「平」です。
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林道を歩くこと25分で寺谷出合に到着。
橋を渡って寺谷方面へ。

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沢から離れて九十九折を登ること20分ほどで立派な山小屋が現れます。
なんと三階建てですよ!
標高は650m程度かな?

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トイレは別棟でミニ皆子山荘の風情。
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広場にはブランコもあるよ。
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当時の姿そのままの山小屋に感動!若き日々が蘇ります!
まるでタイムスリップしたみたい。

山小屋自体は現役部員とOBによってよくメンテナンスされてます。
(数年前には基礎から補強し直しの大改修がありました)

今度はみんなで泊まりにこよう!

P.S.腰の調子はまずまずです。逆に骨折した踵の関節が気になるくらいでした。
   もう復帰しても大丈夫そうで一安心!


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復活登山! 愛宕山

突然ですが、台風接近中の本日(10月8日)愛宕山へリハビリ登山してきました。

日頃から会社のメンバーに「愛宕山、連れてって」と言われてたのですが、休日出勤の代休の本日、いきなり

「行きましょう!」

とのお誘いです。

おりしも台風接近中。

天気はイマイチ。

足はなんとか行けそうだけど、雨に降られた登山道に若干の不安…

ちょっと逡巡したけど、

「まぁ、行けるとこまで行くか!」

ってことで一路、登山口の清滝へと向かうことになりました。




千と千尋に出てくるようなトンネルを抜けるとすぐに清滝の駐車場です。

平日&天気イマイチで駐車場はガラガラ。

さてさて、痛めた足はどこまでもってくれるのだろう。

愛宕山の表参道は道は整備されてるけど、片道4km、標高差850m、骨折のリハビリにはちょっとヘビーかも。

スタートはいつもの鳥居からです。
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足の様子見ながらこわごわ登りだしたけど、意外と順調。痛みもほとんどなし。

どっちかというと、体力の方が問題で、大汗をかきながら喘ぎ喘ぎ登る。

それも1時間程すると体も慣れてきて、久々の山を楽しむ余裕もでてきた。

かわらけ投げの休憩ベンチからの京都市内
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結局、エアリアマップでのコースタイムピッタリの2時間40分で山頂へ。

このころからガスってきて、小雨がぱらつく状況に。

そそくさと愛宕神社へのお参りをすませた。
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山頂付近はガスってて神秘的で荘厳な感じ。心が洗われる。
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登りはいいとして、懸念されるのは下り。

足への衝撃は登りの比ではないはず。

足を痛めないようにストックでフォローしつつ、慎重に下る。

案の定、足首が左右にひねられる状態になると、バランスを崩してしまう。

「まだまだリハビリ足りないなぁ…」と思ってしまう。

登山というよりも、足のテスト走行してる感じで足元ばかり見てる


そうこうしている内にスタートの鳥居に到着!

何だかんだ言っても、手術後のリハビリ目標に書いた「ジョギングと軽い山登りができること」が達成できた瞬間で、感慨深いものがありました。

まだ、足を気にせず自由に山を駆け回るには程遠いですが、最終目標としてのトレールランニングが見えてきました。

手術後、4ヵ月ちょっとで登山復活なら上出来かな?


追伸:ご無沙汰ちゃん、先に愛宕行ってしまいました。ごめんなさいm(_ _)m
  また別の山でのリハビリ登山にお付き合いお願いします!


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片波川源流域  芦生杉でお腹いっぱい

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先々回の記事で芦生の巨木群生地のことを書きましたが、片波川源流域にも芦生杉の巨木群生地があり、こちらの方は立派な自然観察路が整備されています。

アプローチが手軽な割にはあまり知られてないようなので、簡単にご紹介。


京都市内からは周山街道か花脊越えで国道477号線に入り、片波川沿いの林道を北上、車止め横の駐車場まで進みます。
(林道の分岐に注意。目的地を確認して進んでください)

駐車場には自然観察ガイドウォークのマイクロバスが止まってました。
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ここからほんの15分ほど林道を歩けば自然観察路の入口に着きます。
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観察路の起点にはこれまた立派な案内板が。それぞれの芦生杉に名前が付けられているようです。
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綺麗に整備された観察路に沿って進むと、芦生杉の巨木が次々と現れます。
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この地域で一番大きい「平安杉」。胴回りは15.2mとか。屋久島の縄文杉の16mに匹敵しますね。
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観察路はこんな立派な遊歩道となっています。
ゆっくり周回しても1時間ほどでしょうか。
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巨大芦生杉の群生密度は非常に高く、いちいち画像をアップしてるとキリがありません。
車を降りてちょっと歩いただけで、この巨木群に出会えるということはかなりの驚きです。

この地域は平安遷都後、御杣御料(みそまごりょう)として守られてきた森で、平安京の造営などで膨大な建材が切りだされたとの記録があるようです。
その後、一本植えできる品種改良された杉(シロスギ)が建材の主流となったため、台杉が伐採を免れて残ったようです。



それにしても立派な案内板といい、整備された遊歩道といい、どういう経緯で作られたのでしょう?
一方、アプローチの林道には案内もなく、結構荒れ放題になってます。

教育、学術、観光資源?と自然保護の狭間でのアンバランスさを感じました。


オレンジのエリアは立ち入り禁止。薄緑のエリアが芦生杉群生地。
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ともあれ一見の価値があるのは間違いないですね。



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プロフィール

ひろろ

Author:ひろろ
Thrill‐Seeker
刺激が行動原則です。
クライミング、沢登り、ランニング、パラグライダー、音楽、アコギ、ロック、プログレ、画像処理、カラーサイエンス…京都からの発信です。

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