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トレッキングポールの落とし穴

最近はどこの山に行ってもトレッキングポール(ストック)利用者を多く目にします。

私も以前は「ストックなんて年寄りの道具」なんて思ってました。
(私も若くはないんですが…)

ある時、ストックを使ってみて、すごく楽なのにびっくり!

特に、下りはバランス補助と衝撃の分散で疲労度が全然違いました。

それ以来、行き先によってはストックを携帯していました。

P5170056.jpg

骨折後のリハビリ山行。

右足がまだまだ不安定な状態ではストックは無くてはならない存在で、ストック無しでは早い段階で山には行けなかったと思います。

そんな便利なストックなんですが、この前の山行でちょっと愕然としました。

そのルートは渓流沿いのため何カ所か渡渉しなければなりません。

川の中の石伝いに辿れば容易に渡れる渡渉です。

以前の感覚では、何も考えず、ぴょんぴょんと渡れるはずが、全くバランスが取れず思い切った動作がとれない。

ストックありきの状態に慣れてしまって、自分の足でのバランス感覚が失われているのを実感しました。

痛めてない左足でもそうでした。

これはちょっと怖いことで、例えばちょっとつまづいたりした場合、バランスを取りきれず転んでしまうことも考えられます。

場所によっては致命的ですね。

ゴーロ歩きの多い沢登りなんかでは如実に影響がでそう。



腰や足に問題がある場合などは負荷分散できるストックは頼りになります。

使いどころによれば、登りも下りもずっと楽になります。

でも、一般に言われている「環境へのダメージ」の他、それ以上に、自身のバランス感覚が鈍くなるという弊害もありそうです。

今後の山行では「禁ストック」にします!


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高度計付き腕時計の世代交代します!

高度計付き腕時計が欲しくなってもう17年以上前に購入したのが

CASIO G-SHOCK SKYFORCEシリーズ DW6500J-1A

です。

でかいセンサーがアウトドア心を擽るかわいい奴で、以来、ほとんどの山行には付けて行きました。

電池交換も何度もしたけれど、そろそろまた液晶表示が霞んできたので、交換時期がせまっている感じ。

この時計、電池交換するのに2週間、数千円かかるんですよね。

それにいい加減ぼろぼろになってきてバンドもちぎれそう。

PC101573.jpg

高度計、気圧計、深度計がついて、精度もそこそこで色々と役に立ってくれました。

比良の貫井谷で滑落した時、ベルトがちぎれて吹っ飛び、淵の底から探し出した…など、傷の一つ一つに山行の思い出が刻まれています。

私にとってはお守りみたいな時計で、常に携帯してたのですが、さすがにくたびれてきたので、そろそろ世代交代をと色々と物色。

購入の条件は

・フォーマルは無理としても、仕事でも付けて違和感のないもの

・高度計、気圧計、方位磁石機能付きで時刻と同時に使えるもの

・手袋などをしてても操作性がよいもの

・電池交換不要

・堅牢性とそれなりの高級感があるもの


ってな感じです。

そして検討の結果、同じCASIOのPROTREKを選択しました。

購入したのは アナログ+デジタルのPROTREK 5100 のブラックチタンモデルです。

PC101572.jpg

5100は太陽電池で充電駆動、電波時計なので狂いなし、高度などを表示したまま、時刻も確認できます。

風防もサファイヤガラスで傷が付きにくいだろうし、チタンベルトは軽くて丈夫!

見掛けはかなりでかいですが、腕に付けてみると意外としっくりきて、スーツなどでも違和感ないですね。

まだ山行には使ってないけど、

この時計で新たな思い出を刻んで行こう!

とか思いましたが、なんかもったいなくてG-SHOCK君が復活しそう…本末転倒(^^;

でも、普段付けているだけで、アウトドアの矜持がそこはかとなく湧いてきて自己満足してる今日この頃です。


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デンジャラスエッジ ~危険との距離の測り方

私自信、結構刺激的なことが好きで、これが行動原則になっています。

いわゆる「Thrill-seeker」です。

「いわゆる」って普通知らんか、そんな単語(^^;

Thrill-seeker:A person who enjoy thrilling situations, or who engages in dangerou sports.
 
ということで、まぁ、スリルのある状況や危険なスポーツ大好き人間ってことです。

パラグライダーやクライミングにハマった理由も多少なりともこういう性癖が影響しているのは間違いないですね。

でも意外と本人は危険を感じていないのですよ。

たとえばクライミング。

一般的にはハイキングや尾根歩きなどと比べて非常に危険な登山のジャンルと考えられています。

落石、滑落、困難なエスケープ・・・危険な要素は確かにいっぱいあります。

しかし、クライミングしている時はそれらの危険については全て認識しています。
そして、できる限りの対処と準備をしています。

ヘルメットをかぶり、ロープを結び、安全確保のための色々なギアを抱え、
万が一の状況に備えています。

逆説的ですが、「想定している危険」を認識しているが故に安全と思えるのです。

私なんかは一般の縦走路の岩場を歩いている時の方がよっぽど怖いです。
だって、足滑らせたら最後、救ってくれるプロテクションは何もないのですから。


但し、ここで曲者なのは「想定外」の危険は必ず存在するということです。

このあたりは自らの経験で補うしかないかもしれません。

登山などのアウトドアに限らず、日常生活でも同じように危険は存在します。

ただ、都会の便利な生活ではその認識はすごく希薄になっています。
安全は当たり前という根拠のない前提で暮らしています。

・ホームで電車を待っている時、先頭に並ぶのは怖くない?
・横断歩道で信号待ちをしている時、車が突っ込んでくるとは思わないよね?
・交差点やブラインドコーナーの先に潜む思わぬ事態は想像できる?

神経質になれと言っているわけではないです。

ちょっとした想像力で危険は見えてきます。
あと、危険を感じる本能ですね。


海岸の断崖にいる自分を想像してください。この断崖の概念がデンジャラスエッジです。

断崖と知らずに不用意に近づけば落っこちます。 
断崖と分かって近づかなければ安全かもしれませんが、素晴らしい景色は楽しめません。
でも柵があれば崖際まで行ってちょっとしたスリルと興奮を楽しめます。


この柵の概念をロテクティヴ・フレームと言います。

プロテクティヴ・フレームは多分に主観的なものなので、誤った認識を持つと崖から落ちるかもしれません。

クライミングでは危険を正しく認識し、自らきっちりとプロテクティヴ・フレームを定義できた時、初めて興奮と喜びと達成感が得られます。


クライミングで最も危険な行為に「フリーソロ」があります。

フリーソロとは、ロープを含め、一切の安全確保手段を講じずに、
体一つでクライミングするという、傍からみてると危険極まりない行為です。

墜落=死 です。

反面、達成できたときの快感は半端ではなく、アドレナリン出まくりの麻薬的な興奮が得られます。
Sexの快感なんて目じゃないです。

この場合も、

足が滑っても指一本で体を支えられる自信
ホールドが欠けた場合を想定したムーブ(動き方)


など、きっちりと心理的プロテクティヴ・フレームができているので楽しめるのです。

皮肉な話ですが、「死んだらどうしよう」と思った途端、プロテクティヴ・フレームが崩れ、
体が動かなくなり、落ちて死んでしまうということになりかねません。






大層な言い方をすれば、人類はリスクを冒すこと、冒険することで進歩してきました。

仕事でも同じです。
新しいこと、未知なこと、失敗する危険・・・不安はいっぱいです。
でもほんのちょっと考え方を変えるだけで楽しめるかもしれません。

危険を楽しむことは無謀とは違います。

正しい危険の認識と準備=プロテクティヴ・フレームを持って危険を楽しんでください。


きっと人生が豊かになると思いますよ!




デンジャラス・エッジ―「危険」の心理学/M.J. アプター
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※ 面白い本やったんやけど、今は絶版なんですね。お勧めの一冊なんですが!

生と死の分岐点―山の遭難に学ぶ安全と危険/ピット シューベルト
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※ クライマー必読の本。具体的な事故や遭難例を元に「危険」の認識の大切さを教えてくれます。
プロフィール

ひろろ

Author:ひろろ
Thrill‐Seeker
刺激が行動原則です。
クライミング、沢登り、ランニング、パラグライダー、音楽、アコギ、ロック、プログレ、画像処理、カラーサイエンス…京都からの発信です。

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