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検索のラビリンス ~Mission Impossible この曲を探せ!

先日、知人から

「知り合いが大好きな曲があるんだけど、曲名も歌手も分からない。長年探してきたけど、
誰に聞いても分からないらしい。探せるかなぁ?」


と相談を受けました。

どうも25年前に録音されたカセットから携帯のボイスレコーダーに録音したものがあるだけらしい。
とりあえず、音源の一部を送ってもらいました。





手掛かりはこの音源のみ。なんか「ボニーボニー・・・・」って歌ってる。
うーん、聴いたことないし、音源の音、悪過ぎ!

とりあえず、「ボニー ボニー 歌詞」 「bonny bonny 歌詞」でググる。

「Bonnie Pink」やら「ボニージャックス」やら「ボニー&クライド」なんかばっかり引っ掛かって埒が明かない。

「bonny bonny lyrics」で海外のサイトを中心に検索して色々調べると「Cara Dillon」っていう歌手が「Bonny Bonny」という曲を歌ってるみたい。確かに歌詞には「bonny bonny」っていうフレーズがある。

で、早速YouTubeで検索したのがこの曲です。

Cara Dillon - Bonny Bonny

携帯用動画リンク


ほう・・・アイリッシュ風の切なさがあり、いい曲やね~!
「Bonny Bonny」はアイリッシュの民謡(いわゆるアイリッシュトラッド)のようです。

しかし、探してる曲とは違う!

Cara Dillon(カーラ・ディロン)は北アイルランド出身のアイリッシュ・フォークシンガーみたいですが中々良い声してますね。
彼女の他の曲もついでに色々聴いてみました。いいじゃないっすか!癒されました。

色々調べると、カーラ・ディロンはマイク・オールドフィールドの「Tubuler Bells Ⅲ」にも参加しているらしい…

えっ!(゚Д゚)

そういえば…迂闊でした。Tubuler Bells Ⅲの挿入歌「Man In The Rain」のボーカルはカーラ・ディロンでした(^^;

Mike Oldfield - Man In The Rain

携帯用動画リンク


Bonny Bonny が収録されたこのアルバムはおすすめです。

Sweet LibertySweet Liberty
(2003/09/25)
Cara Dillon

商品詳細を見る


って寄り道してる場合やない。ここで大幅にタイムロス(^^;

気を取り直して、今度は「Bonnie Bonnie」で検索。ボニーの綴りを変えてみました。

そこでヒットしたのが、英語版ウィキペディアの「ロモンド湖」の解説です。

ロモンドはスコットランドにある湖で観光名所でもあるみたいです。
※Lochは古語で「湖」の意味。 「Loch Lomond」で「ロモンド湖」

この解説の中にLoch Lomondを歌ったフォークソングが歌詞付きで紹介されており、「Bonnie Bonnie…」のフレーズもありました。

題名は「The Bonnie Banks o' Loch Lomond」で、単に「Loch Lomond」とも。作曲は1841年。

あらら、また民謡かい!今度はスコティッシュフォーク!

と大した期待もせずにYouTubeで検索。

Loch Lomond

携帯用動画リンク


おっと!なんと同じ曲やん!

探している曲の題名はこれで確定!後は歌手の特定。

件の音源はスウィングっぽいアレンジなので、「Jazz Loch Lomond」のキーワードでYouTubeで検索。

で、見つかったのがこれ。Maxine Sullivan が歌う「Loch Lomond」です。

Loch Lomond ~ Maxine Sullivan ~ 1937

携帯用動画リンク

※問題の音源は1955年録音版のようですが、エンベッド不可なので1937年版をリンク

ビンゴ!完全一致です!ファイナルアンサー!(^0^)

Maxine Sullivanはアメリカのジャズボーカリストで、1937年録音の「Loch Lomond」で最も知られているとWikipediaにありました。

断片的な音源から、ネットの迷宮を彷徨ってなんとかゴールに辿り着けました。
なんかRPGを一本やったような満足感があり、なかなか面白かったですね。


思わぬところでカーラ・ディロンに辿り着き、Tubuler Bells Ⅲを聴き直すとは思いませんでした。
アイリッシュ、ケルト系をちょっと聴き込んでみようかな。



断片的なメロディーやハミング程度で原曲を検索してくれるサービスなんかがあったら流行るのでは?
DBさえ構築できれば検索アルゴリズム(フィッティングの高速判定処理)はできると思うけど。


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京都~大原~三千院 ♪ の近所でクライミング!

先週の土曜に久々のクライミングということで、京都は大原の金毘羅山に出かけました。

金毘羅山のクライミングエリアは昔から京都のクライマーに親しまれてきた伝統あるエリアなんですが、岩の規模や岩質(水成岩)のせいもあり、昨今のフリークライミングエリアと比べるとかなり見劣りがします。

ルートも5.6あたりから5.11b~c止まりでどちらかというと初心者向きかもしれません。

とは言え、京都のクライマーにとっては実家みたいなもので、登りに行けば「ほっこり」する居心地のよいエリアでもあります。



クライミングレポートがてらちょっと金毘羅ロックゲレンデをご紹介。

車でのアプローチなら、以前は江文神社入口の近くの馬屋跡が使えたのですが、今は駐禁なので近くの有料駐車場に止めることになります。
寂光院に向かう脇道の角の駐車場が一番近いかな。(300円/日)


そこから江文神社に向かってひたすら車道を20分。

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江文神社へ向かう入口には東海自然歩道の案内板があります。

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江文神社へ。神社横を林道を奥に進みます。

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事故注意の看板も。少なからず事故も起こっています。

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林道から分かれ、左の林の踏み跡へ。これを登って行けばY懸沢に出合います。

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Y懸沢を詰めていくと、最初に現れるのがゲートロック。雨の後は乾きにくく、染み出しが多いのでパスが吉かも。5.6~5.10あたりのルートが5,6本あります。

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さらに詰めあがるとホワイトチムニーが現れます。ここは日当たりも良く、初心者向きルートも多いので比較的にぎわっています。

P4210535.jpg


「コーナーハング(5.9)」

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ホワイトチムニーから尾根を乗り越してトラバース気味に踏み跡をたどると大カンテ岩に着きます。
ここは知らないとまず辿り着けないかも…
大カンテ岩にはお勧めの「フレンチクルーラー(5.11b)」があります。

トップロープの垂れ具合から分かるように、フレンチクルーラーは見た目以上に前傾してます。

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フレンチクルーラー核心部へ

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久々のクライミングで適度な筋肉痛が心地よかったですね。
それにしても金毘羅は人が少ないなぁ。皆さん、どしどし来てください。

昔のように高難度を追い求める気力もなく、日がな一日、のんびりクライミング。
縁側の日向ぼっこに通じる快感もあり、「昔はな~・・・」などと若い者に講釈垂れるのもありかな?

などと言いつつも、登れたルートが登れないのは悔しい。
密かにトレーニングすっか!


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おすすめの山岳図書 ノンフィクション編 その4

・凍 沢木耕太郎 ★★

山野井泰史関連図書の2冊目です。

沢木耕太郎は著者の若き日の放浪の旅を綴った「深夜特急」などで有名なドキュメンタリー作家ですが、山野井夫妻のギャチュン・カン北壁遭難からの生還劇を題材に山野井と妻・妙子の生き様をドキュメンタリーとして描き出したのが本書です。

著者は登山(クライミング)経験はおそらくないのでしょう。
そのためか、本書の導入部には自らの学習ノート的に、ヒマラヤ登山の歴史的経緯、クライミングスタイル(アルパイン、極地法)の解説、クライミングの方法論と現代ヒマラヤ登山のトレンドなどを詳細に解説し、それに続き、山野井の実践してきたクライミングの足跡を綴ることで、彼のクライミングが如何に先鋭的なのかを浮き彫りにしようとしています。

この部分は事情を良く知る人には若干退屈に感じるかもしれません。
逆に、登山、クライミングを知らない人もこの導入によってすんなりと本題へ入って行けます。
これによってヒマラヤクライミングという特殊な世界と、その中での山野井の位置付けを一般的読者に了解させることに成功しています。

準備ができたら本題の生還劇に飛び込んでください。

二人の生い立ちから出会い、遠征準備、キャラバン、そしてギャチュン・カン北壁登頂後、雪崩による遭難、そこからの生還、そして喪失と再生が山野井と妙子の二人を交錯させ、紙縒りを編むがごとく綴られていきます。

先に紹介した丸山直樹氏の「ソロ」が山野井よりも著者を意識させてしまうのに対して、「凍」では著者を意識することはほとんどありません。
それ故、ノンフィクションとフィクションの境界があいまいになり、まるで小説を読んでいるような感覚になります。

遭難からの奇跡の生還が本書の山場で、息をもつかせず一気に読まされるのですが、実はテーマは山野井と妙子の絆を描きだすことにあると思います。

疲労困憊し、ほとんど動けない妙子を「死んじゃうかもしれないな」と言いながら写真を撮る山野井。

二人の絆を最も象徴する場面です。

クライマーとしての相手の力量を認め、全幅の信頼を置いているが故に下手な励ましも気休めも意味をなさない。
それほどまでにお互いを尊重し合えるからこその絆がうかがえます。
クライミングだけでなく人生のパートナーとしても。




帰国後、山野井も妙子も凍傷により手足の指を切断することになります。
妙子に至っては以前の遭難によって失った指もあり、結果、両手の指全てを失うことになります。

退院後、奥多摩の生活に戻り、なんとか包丁と箸を扱えるようになって、大好きな料理ができると幸せを感じる妙子。

自己実現するということはこういうことなんだろうと思う。


凍 (新潮文庫)凍 (新潮文庫)
(2008/10/28)
沢木 耕太郎

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おすすめの山岳図書 ノンフィクション編 その3

今回からの「山岳図書 ノンフィクション編」では山野井泰史関連の3書籍を順次、紹介します。

山野井泰史は世界的にも屈指の尖鋭的なアルパインクライマーです。
TVでも情熱大陸やNHKのドキュメンタリー「白夜の大岩壁」などの放送でご存じの方も多いと思います。

山野井のクライマーとしての尖鋭さは、より困難な対象に独創的なルートを創造し、基本的に単独でチャレンジし、達成してきたことにあります。

山野井のクライミングで最初に衝撃を受けたのは、今は廃刊になった「岩と雪」131号(1988年12月)に掲載された手記「極限のソロ バフィン島トール西壁単独行」を読んだ時でした。

ルートの最終ピッチで進退が極まり、パニックに陥りかけた自分を落ち着かせるために壁に顔を打ち付け、神仏に「殺さないでくれ!」と祈る姿に戦慄を覚えました。
何故そこまでして困難なソロクライミングに挑むのか…これはいつか死ぬだろうな…と。

そういう意味で「8000m峰コレクター」や「五(七)大陸最高峰コレクター」とは一線を画するクライマーです。

2002年 ヒマラヤのギャチュン・カン(7,952m)北壁登頂後の遭難で手足10本の指を失う重症を負ってからも未だ挑戦的クライミングを続けています。

それでは一冊目。

・「ソロ」 単独登攀者・山野井泰史  丸山直樹 ★~★★

山野井泰史の半生を本人を含めた取材を通して著者の目でまとめ上げたドキュメンタリーです。
取材の開始が1996年、本書の発行が1998年で、当時、一般的にほとんど無名の山野井に着目したのは著者の慧眼だと思います。

内容は山野井の山との出会いから数々のエポック的クライミング、さらに、妻・妙子との出会い、奥多摩での二人の質素な生活までを掘り下げ、「死と隣り合わせの尖鋭的ソロクライミング」を突き進む山野井の人物像を描きだそうとしています。なぜ「極限のソロ」なのかと。

著者もクライミング経験者のようですが、自らの経験のスケール内で山野井を測ろうとし、測りきれない部分の落とし所を見失って、「山の善性に帰依している」などという抽象的な結論付けを行っているように思います。

終章あたりに山野井の優れた「品位」について語る部分があるのですが、著者の随所に現れる辛辣な表現には著者の「品性」をあまり感じられず、正直読後感は良くなかったですね。
辛辣が故にということではなく、その表現にわざとらしさが見え隠れしたからですが。

歯に衣着せぬ、すばすば物言う著述スタイルを身上としているのでしょうが、そのスタイルを踏襲することありきで吐かれた言説は山野井本人を理解する作業には何の助けにもなっていません。
普通思っても口に出さないような内容をわざわざ表現する必然性が全くないのです。

とは言え、山野井泰史とは何者なのかを知るにはおすすめできる一冊です。


ソロ―単独登攀者・山野井泰史ソロ―単独登攀者・山野井泰史
(1998/11)
丸山 直樹

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小泉元首相@京都水族館

今日は梅小路にランニングに行くつもりにしてたけど、ふと京都水族館の年間パスを買おうと思いなおして、散歩がてら買いに行ってきました。

ランニングに疲れたらふと立ち寄ってクラゲでも眺めてられるしね!
(実はクラゲをぼーっと眺めるのが大好きだったりします)

購入するのに並ぶのがいやなので、入場最終時間あたりに行ったのですが、待ち時間なしで購入できました。

申請書に住所、氏名などを記入して、ほんの数分でパスをゲット!
4000円で年間フリーパスは大変お得だと思います。
まぁ、家が近所で、頻繁に立ち寄れるということもありますが。

閉館までの時間もないのでざっとしか見てないですが、大水槽は奥に凹ませた曲面ガラスを採用してまるで水中にいるような感覚になるなど、中々工夫がしてあります。
この時間でも結構混雑してたので、ランニング後にのんびり眺めるなんてのはできないかもしれないですね。


で、イルカショーの終わった観覧席で休んでいると、いきなり人を整理しだしました。
ん?何?と思ってたら…

なんと、小泉元首相が突然現れてびっくり!

何かのついでに見学に来られたのでしょうか、SPに守られながら職員の説明を受けてました。

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その後、カフェ横のVIPルームに姿を消しました。
もう70歳だと思うのですが、さすがに矍鑠(かくしゃく)としてられました。



今年の梅小路の桜は五分咲き程度、駐車場横のしだれ桜はつぼみ膨らむ程度でしたね。
今日も4月と思えない寒さ。京都の桜も一週間は遅れてます。

で、今日の梅猫さんです

小泉さんの画像と並べると失礼かな?(^^;

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プロフィール

ひろろ

Author:ひろろ
Thrill‐Seeker
刺激が行動原則です。
クライミング、沢登り、ランニング、パラグライダー、音楽、アコギ、ロック、プログレ、画像処理、カラーサイエンス…京都からの発信です。

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