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至福のランニング 宝ヶ池周回コース

昨日は久しぶりに宝ヶ池まで足を延ばしてランニングしてきました。

宝ヶ池は京都市内北部、ちょうど五山送り火の「妙」「法」の北側にある貯水池
ですが、市内の喧騒から隔絶され、自然溢れる市民の憩いの場所です。

P5190570.jpg

この池の周囲は気持ちの良い遊歩道となっていて、道幅も広く、絶好のランニングコースです。
一周は約1.5kmなので、タイムも測りやすいですね。

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では、ぐるっと一周してみましょう。

走りやすさから言えば、反時計回りがお勧めです。
親切なことに、200mおきに距離を示す看板があります。
P5190573.jpg

スタートから幅の広い平坦な道が続きます。
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200m地点。ずっと木陰が続くので、夏でも日差しが遮られて走りやすいですね。
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あおさぎも休憩中。池には鯉や亀が繁殖しています。
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400m地点を越えると、緩やかな登りになります。といっても歩いていたら分からない程度。
P5190582.jpg

途中にある休憩所も自然に溶け込んだ落ち着いた風情で好感が持てます。
P5190583.jpg

600m地点で登った分だけ下る感じで国際会議場正面の道に続きます。
P5190584.jpg


P5190586.jpg

国際会議場前あたりがちょうど中間点ですね。
この直線が唯一直射日光を浴びる場所です。
P5190585.jpg

800m地点から再び木陰へ
P5190588.jpg

看板が壊れているけど、1km地点です。
P5190590.jpg

このあたりに菖蒲園があります。
P5190591.jpg

1200m地点から、道幅はやや狭くなります。人が多い時はぶつからないように。
P5190593.jpg

ボート乗り場が見えてきたらもうすぐスタート地点です。
P5190595.jpg

売店で鯉のえさを売ってたりするので、味をしめた鯉がいつもこのあたりに群がってます。
P5190597.jpg

駐車場前の広場で周回完了。
P5190598.jpg

本当に走っていて気持ちのよいところで、5周もすれば軽くランナーズハイになれます。
なんと駐車場も無料なので時間を気にせずランニングを堪能できます。
利用者のモラルも素晴らしく、ゴミ一つ落ちていません。

宝ヶ池のランニングで至福の時間を過ごしてみてはいかが?

※駐車場は2012年8月頃から有料になりました。(30分100円 最大800円)
 う~ん、微妙…残念です!


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LED照明ってどうよ? - その1

以前、色を観察する上で最も重要なのは「照明光」という話をしましたが、最近、照明用光源として白色LEDが注目され、家庭にも導入が進んでいます。
また、液晶TVのバックライトに白色LEDが採用されたモデルも色々あります。

で、白色LEDってLED自体が白く光っていると思っている人もいるのではないでしょうか?

いえいえ、そんな単純な話ではないんですよね~

ではでは、今回のカラーサイエンスは照明、特に白色LED照明についての話です。

・色の数値化 ~「白く見える」ということとは?

色が白く見えるということは、可視光線のスペクトルに偏りがなく、揃っているということなのですが、この「偏りがない」という条件は実は目、脳の色認識特性との関係で決まります。

目の色認識特性は、被験者に対して、ある波長の光の色(テスト光)をRGBの基準光の組み合わせで同じ色に見える条件をプロットしていくという実験で定義されており、これをrgb系等色関数といいます。

(グラフのマイナスの部分は、その波長の色を合わせるとき、RGBをどのような組み合わせにしても等色できなかったため、テスト光側に基準光を加えて等色したということを意味します。)


11481_02.jpg  rgb等色関数


rgb系等色関数は負の値を持つため扱いにくいので、これを変換して定義しなおしたものが、CIE xyz系等色関数と呼ばれるもので、下図のようになります。

    irokansu.gif

この可視光に対する特性と目に入ってくる光の成分(スペクトル)が掛け合わされた結果がさまざまな色の定義になります.(色の数値定義)

掛け合わされた結果をそれぞれX,Y,Zで表わすと、標準光源の白色点は

D50標準光源 : X=0.9642  Y=1.0 Z=0.8249
D65標準光源 : X=0.95046 Y=1.0 Z=1.08906 

で定義されています。

要するに、スペクトルが異なる照明であっても、等色関数と掛け合わせた結果、上記数値と同じ値が得られるなら、標準光源と同じ白色に認識されるということです。
(白色が同じであっても、この照明で照らされた物体の他の色が同じ色再現になるとは限りません。)

この白色の定義は色温度と呼ばれ、色管理の基本となります。

白色点や様々な色の座標を図示する場合、X、Y、Zだと図示しにくいので、

    x=X/(X+Y+Z) y=Y/(X+Y+Z) 

としてxy座標に色空間をプロットしたものがxy色度図で、この座標値で色の表現を通常行います。
(xy色度図には明るさの成分は表現されていません。)

先ほどの標準光源の白色点はこの色度図では次の座標で定義されます。

D50標準光源 : x=0.3457 y=0.35854
D65標準光源 : x=0.3127 y=0.3290 


       xyshikidozu.jpg


・白色LEDのスペクトル

LED自体はレーザーほどではないにしても、比較的狭い範囲のスペクトルでしか発光することができません。すなわち、LED単体で先ほど数値定義した白色を作り出すことはできないのです。

5304s.gif


  左の図は緑色LEDのスペクトル例ですが、
  図のように狭い波長範囲で発光しています。
  波長550nm付近にピークを持ちます。
  
  






では、白色LEDはどのようにして白色光を作り出しているのでしょうか?

実は、白色LEDは青色LEDとその光を受けて発光する蛍光体の組み合わせでできています。

blueled.jpg

最も一般的な白色LEDは蛍光体として黄色を発光するYAG蛍光体が使用されており、

青色(LED)黄色(蛍光体)⇒ 白色

というように、青とその補色の黄色の足し合わせで視覚的な白色を作り出しています。(疑似白色光)
このスペクトルと等色関数を掛け合わせた結果がそのLEDの白色点の値になります。

whitespec_a.jpg

この白色LEDの発光スペクトルを見ると、シアン(青緑色)と赤色の領域が成分として少ないのがわかります。分かりやすく言えば、この領域の色は鮮やかに再現することはできないということです。
たとえ白色点が標準光源などと同じでも色の再現は異なるということになります。

例えば、食卓でこのスペクトル特性を持つ白色LEDを使用した場合、料理はおいしく見えないかもしれません。

標準光源と比較した場合の色の再現性を評価する指標に「演色評価数Ra」というのがあるのですが、一般の白色LEDではRa=70~75程度で、一般の蛍光灯とそう変わりませんが、赤の再現の弱さが目立ちます。

この欠点を補うために、緑、赤を発光する蛍光体を用いた白色LEDも開発されています。
このような白色LEDではRa=90以上のものもあります。

whitespec_b.jpg

上図は高演色性白色LEDのスペクトルで、シアンと赤領域の成分が改善されているのがわかります。

以上、白色LEDの仕組みと照明としての特徴を説明しましたが、次回は白色LEDの応用機器について解説します。


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おすすめの山岳図書 ノンフィクション編 その5

・垂直の記憶 山野井泰史 ★★

山野井泰史関連の三冊目。

ヒマラヤ、カラコルムでのクライミング、7編を自ら綴った登攀記録。

文章は沢木など、文筆を本業とするものに及ぶべくもないが、クライマー自らの視点で語られた内容はクライミング経験のある人にとってはそのリアルさに疑似体験させられ、思わず身震いする。

記録は1991年のブロードピーク登頂から2002年のギャチュン・カン北壁第2登までで、ソロクライミングの舞台をヒマラヤに求めた時期をまとめている。

ギャチュン・カン北壁での遭難の顛末は、山野井の記述に妙子の視点からの記述を織り交ぜ、記録により客観性とリアルさを与えている。
沢木耕太郎の「凍」のようなストーリー性は感じられないが、淡々と語られる絶望的な状況に、まるでその場にいるような臨場感を感じてしまう。

各章の間に短いエッセイが挿入されており、山野井自身の人となりが伺えて興味部深い。

その中でも印象的なのが、「山で死んでも許される登山家」というエッセイで

「僕は日常で死を感じないならば生きる意味は半減するし、登るという行為の魅力も半減する。」

「登山家は、山で死んではいけないというような風潮があるが、山で死んでもよい人間もいる。
そのうちの一人が、多分、僕だと思う。これは僕に許された最高の贅沢かもしれない。」


ここに彼の尖鋭的ソロクライミングの根源があるように思う。

「生」を輝かせるのは「死」とのコントラストの中にあり、死と隣り合わせの困難を克服したとき、めくるめくまでの「生」を感じる…
この快感を知ってしまったらもう抜けられないのかもしれない。



フリーソロのスペシャリストのジョン・バーカーが2009年にフリーソロ中の墜落で亡くなりました。
クライミングのジャンルは全く異なるけれども、その精神において山野井とバーカーとは等質のものを感じます。
ギャチュン・カンの遭難がなければ今は山野井も山に散ってしまっていたのかもしれません。

彼だけに許された贅沢を満喫しながら。


垂直の記憶―岩と雪の7章垂直の記憶―岩と雪の7章
(2004/03/01)
山野井 泰史

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刺激が行動原則です。
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