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比良全山縦走 早速リベンジ 2012.10.27

先週トライした比良全山縦走では時間切れから途中エスケープしましたが、
なんとも奥歯に物が挟まった感があったので、10月27日に早速再トライしてきました。

2週続けて比良全縦とは自分でも「ようやるわ!物好きやなぁ」と思いますが、
体調、天気、日の長さを鑑みてのトライでした。

結果としては、権現山から蛇谷ヶ峰まで縦走でき、スッキリ!

【記録】
権現山登山口(6:30)⇒権現山(7:20)⇒蓬莱山(8:20)⇒木戸峠(8:44)⇒葛川越(9:16)⇒
金糞峠(10:35)⇒武奈ヶ岳(11:55)⇒釣瓶岳(12:35~45)⇒地蔵山(13:37)⇒横谷峠(14:00)⇒
須川峠(14:24)⇒蛇谷ヶ峰(15:15~30)⇒朽木大野(16:30) 行動時間:10時間

トレランの方々と比べるとなんとも遅いタイムですが、風景を楽しみながら最後まで余裕を持って
歩き通せたので満足です。

やはり登りのスピードアップを図らないと時間短縮は難しいですね。

では、先週の続きの部分の画像を。



一週間違うだけで随分紅葉も色づいてきました。(武奈ヶ岳より)
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笹峠。このあたりから林道が交錯したり踏み跡が不明瞭になったりで慎重にルートファインディング。
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植林の伐採用の林道が交錯します。
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地蔵山のすぐ先にある地蔵峠。
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傍らに小さなお地蔵さんの祠がありました。
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横谷峠
地蔵峠~横谷峠間は尾根も広く、踏み跡も不明瞭なのでリードを確認して慎重に進みます。
一カ所尾根の踏み変えがあるので注意。
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蛇谷ヶ峰への最後のアプローチ。
蛇谷の南の尾根に乗ってからこういったタラタラ道が結構長く続いて、中々ピークに辿り着きません。
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やっとこさ蛇谷ヶ峰(901m)のピークへ。
視界の開けた気持のいい頂上です。バスに乗れる目途も着いたので、ここで15分の休憩
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近江高島方面
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安曇川方面
昔、ここからパラグライダーで安曇川の河原まで何度もフライトしました。
ここはサーマルコンディションがそれほど良くないので、最長でも滞空2時間ほどですが。
今日もパラで降りれたら楽ちんなのに…
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下りはグリーンパーク方面を考えていたのですが、バス停まで遠いので、大野方面に下ります。
この道は踏み跡も薄く、リードも少ないので下る場合は要注意。(特に上部)
危うく別の尾根に踏み込みかけました。
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残り2.5kmは林道です。バスの時間も気になるのでここはジョギング。斜度がきついので足にきます。
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どういう経緯でこうなったんやろ?
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やっとこさ桑野橋へ。お疲れさ~ん!
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先週と比べるとやっぱり体が慣れているようで、比較的楽に縦走できました。
紅葉も今がピークという感じ。落ち葉でトレースが分かりにくいというのはありますが。(特に北部)

やっぱり比良はいい山ですね。奥の深谷源流域なんかをのんびり逍遥するのも楽しそう。

来年の夏は奥の深谷遡行⇒武奈ヶ岳⇒口の深谷下降とかしてみようかな?


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比良全山縦走 途中敗退 2012.10.20

このところの山行で、どうも体力の衰えを実感している今日この頃、一体どれくらい衰えてるのかを測るためのベンチマークとして比良全山縦走してきました。

ルートは花折峠の登山口からスタートして権現山から蛇谷ヶ峰、朽木に抜ける南比良+奥比良ルートでコースタイムは15時間ほどです。

このルートは学生の頃、逆コースを夜中に駆け抜けたことがあるのですが、眠かったくらいの記憶しかないですね。

比良は沢登りには何度も行ってますが、縦走となると、なんと学生時代以来!



アプローチは車を平バス停横に駐車、帰りは朽木発の京都バスで平まで戻る予定です。
このバスは土日のみ一日2本しか運行していません。
朽木発が17時なので、それをキャッチしないと戻ってこれません。

花折峠の登山口から入山。6時30分スタート
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今日は快晴!気持のいい縦走が楽しめそうです。
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権現山996m 7時19分着 まずまずのペースかな?ここから縦走開始。
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小女郎峠あたりは視界が開けて気持のよい縦走路です。
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蓬莱山1173m 8時20分
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びわ湖バレーのゲレンデには鹿防御?の高圧線のフェンスが張り巡らされています。
一応、通電時間は8時30分頃となっています。「頃」ってなんやねん。
びりびりくるのも怖いのでフェンス沿いに汁谷方面に追いやられます。
打見山にはどうやって抜けるんやろ?
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葛川越 9時20分。 汁谷から木戸峠までちょっとうろちょろして10分ほどロス。
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烏谷山のピークでとんでもないコースミス。
烏谷山の三角点を見てルートは右方向に取らないとダメなのですが、そのまま踏み跡を直進。
走りやすい下りを何も考えずに転がるように進むと何やら踏み跡が怪しげに。

コンパスを見ると踏み跡は北西へ。ここで初めてミスに気が付きました。
どうも摺鉢山を越えてかなり下ったよう…ちょっと地図見ればわかるのに。
このミスの修正で1時間以上タイムロスです。
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このルートミスでかなりめげてどっと疲れが。
ペースも鈍り、金糞峠には11時20分着です。ここで初めての休憩。
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ここからコヤマノ岳経由で比良の主峰 武奈ヶ岳へ。
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ここにきて登りのペースががた落ちで、武奈ヶ岳へはコースタイムを切れません。
武奈ヶ岳1214m 12時40分 さすがに多くの登山者で賑わってます。
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遠くに見える反射板の先が蛇谷ヶ峰。まだまだはるか先です。
山頂でおにぎりとゼリーでエネルギー補給し、12時55分発、武奈ヶ岳を駆け下ります。
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釣瓶岳 1098m 13時30分
ここからゴールの朽木までコースタイムで5時間半、17時のバスに乗れるかはかなり微妙です。
と言うか、バス停までの歩きを考えると無理っぽい(^^;
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結局、イクワタ峠から栃生朽木へエスケープすることにしました。とほほ。
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栃生で2時間以上バス待を待ち、車をデポした平に無事辿り着けました。



今回、途中のルートミスもあり全山完走はできませんでした。
後半の登りのペースダウンを考えるとミスがなくてもぎりぎりだったかも知れません。
やはり登りの持久力がかなり落ちてる感じです。
ボッカ訓練でもするかな?(嘘)

言い訳ではないですが、やはり山は風景や自然を楽しみながらのんびりと登りたいですね。
山を駆け抜けるトレイルランニングにも爽快感はありますが、私の嗜好とはちょっとずれてるかも。

例えば、たった数十メートルを進むにも数時間かかるようなゴルジュの突破の方が充実感がありますね。

とは言え、30年以上ぶりの比良縦走は新鮮で面白かったのは間違いないです。
色んな楽しみ方があるから山はやめられないね!


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紅葉の中央アルプス 中御所谷遡行 2012.10.6 後編

前編のあらすじ

紅葉の三連休ということですごい人出の中、最大の難関と思われたバスでのしらび平へのアプローチもクリアし、中御所谷を遡行する我々。
ハイライトの一つである滑滝三兄弟も順調にこなし、現れる滝を気分よく越えていく。
そして第二のゴルジュ帯に突入するのであった…



さらに進むと両岸が狭まり、ゴルジュ状の渓相に。
その奥に7mCS滝が現れました。
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これは直登できないので左岸の壁を登り、草付きをトラバースして越えます。

なるべく奥から取り付き、バンドを右上する感じで壁を登るとリングボルトの残置があり、一息つけます。途中にカムを一カ所効かして壁を直上するとなんとトラバースポイントに立派なアンカーボルトが。
ここでピッチを切ってO氏を迎えます。
ここから草付きをトラバースして落ち口へ向かうのですが、ホールドが少ないので慎重に。
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ちょうど右岸に日が当たり青空と紅葉のコントラストが美しい。
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CS7m滝の上流は左岸から40m滝が流れ込み、ハッとするような美しい景観を見せてくれます。
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次の5m、7m連瀑は右岸をフリーで快適に越えて行けます。
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さすがアルプスの谷、スケールの大きな迫力のある景観にため息。
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まだまだ滝は続きます。もういい加減満腹状態でゲップが出そう…
次の9m滝は左岸を短く巻いて越えます。
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その奥の10m滝はとても登れそうにないので、右岸の枝沢から巻きます。
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この高巻きで大失敗。最短距離でトラバースに入れば良かったのでしょうが、何を思ったのか枝沢を登りやすい方向にどんどん詰めあがってしまいました。
多分、この後の滝もまとめて巻くという情報が頭にあったからだと思います。

沢での高巻きの鉄則:最短距離で巻く を全く失念していました。へたくそですね(^^;
(実線が辿ったルート。本来は破線のルートで高巻きか?)
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トラバースのきっかけが掴めないまま、どんどん詰め上がってしまい、やっと微かな踏み跡からブッシュをかき分けトラバース開始しました。

トラバースの途中から奥の20m滝が見えます。上がり過ぎ!
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やっとのことで本流に戻れそうな枝沢に出合い、3ピッチ50mの懸垂下降で本流に帰還。
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懸垂で降り着いた本流。時刻はすでに14時を回ってます。結局この高巻きで1時間以上のロス!
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気を取り直して本流を進みます。
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二つほど滝を乗り越すと、大きく開かれた空間に枝沢の40m滝を従えた20m大滝が現れました。
全く、息を飲むような絶景です。

時間は押しているのですが、巻きの疲れもあったので、ここで久々の大休止。
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この大滝も登れないので、一つ手前の左岸の枝沢から高巻きます。
枝沢の15m滝を越えたあたりからトラバースを開始すべきなのですが、何故かそのまま沢をどんどん詰めあがってしまいました。全く学習能力がないですね(^^;

恐らく疲れてきたのでブッシュに突入する気力が削がれ、安易な階段状の沢をそのまま詰めた感じです。

かなり登ってからトラバースを開始して、本流に戻ったところは最後の「鏡の滝」でした。
(この詰めあがりは食傷気味の滝登りを回避したいという確信犯的な部分もあったかも)
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時刻はすでに16時半、ロープウエイの最終は17時となっているので、この時点でアウトかも…
ビバークが頭を過ります。

鏡の滝を越えてからも中御所谷は滝攻撃の手を緩めてくれませんが、徐々に源頭の様相に。
少なくとも暗くなる前には沢を抜けきりたいので、疲れた体に鞭打って先を急ぎます。
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最後の三俣の左を詰めあがると、本当に「ポン!」という感じで千畳敷に到達!
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時刻は17時半、ほとんどロープウエイは諦めていたのですが、何やら遠くから整理券番号を呼ぶアナウンスが…

そうなんです、本日の千畳敷のあまりの賑わいに下り客が溢れていて、ロープウエイは延長運転をしてくれていました。

重い足を引きずり、遊歩道をロープウエイ駅へ。何も考えずに歩けるのは久しぶりです。
駅ではまだまだ人が溢れかえってました。恐るべし、紅葉の千畳敷!

結局、1時間以上待たされ、19時5分の最終ロープウエイに乗ることができ、無事、下界へ。
京都にはその日の内に帰ることができました。やれやれ、お疲れさん!
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《総括》
中御所谷は聞きしに勝る滝だらけの谷で、谷はほとんど滝で構成されているといっても過言でないでしょう。
従って、登るにしても巻くにしてもパーティーの力量が遡行時間を大きく左右します。
ロープの使用頻度にしてもそうですね。

今回の反省点としては「稚拙な高巻き」に尽きます。
再度、「高巻きは最短距離で」を思い知らされた遡行でした。

とはいえ、これだけの滝を日帰りで楽しめる沢はそうありません。
高巻き以外は夢中になって「滝登り」を楽しめました。
また、機会があれば行きたい谷ですね。次回はもっとスマートな高巻で。


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紅葉の中央アルプス 中御所谷遡行 2012.10.6 前編

今年最後の沢登りということで、中央アルプス 太田切川中御所谷を遡行してきました。

中御所谷は登攀中心の沢で、泳ぎやシャワークライムは皆無なので、この時期に遡行してもあまり濡れることがなく快適だろうとの目論見です。
降りもロープウエイなので楽ちん!

例によってO氏を誘うも、難易度のちょっと高い沢なので、今回は二つ返事というわけには行かず、悩んだ末、「じゃ、行きますか」と乗ってきてくれました。
いつもパートナー、ありがとうございます。感謝!感謝!

さてさて、どうなりますやら…

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10月5日 午後8時に京都を出発し、中央自動車道 駒ケ岳SAでテントを張って仮眠。
この三連休、駐車場の菅ノ台からしらび平へのバスの始発が午前5時です。
SAで山支度を整え、4時過ぎに菅ノ台へ向かいました。

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なんと、350台停められる菅ノ台の駐車場はほぼ満杯、ぎりぎりセーフで駐車できて一安心。
既にバス待ちの行列はご覧のとおり長蛇の列。恐るべし、紅葉シーズンの千畳敷!
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後で聞いたところによると、この日ロープウエイ利用者は4000人とか。

この賑わいが最後には我々に味方してくれることになります。

やっとのことでバスに乗り込み、午前6時半、しらび平へ。
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遊歩道入口で遡行準備を整え、10分ほどで日暮の滝取り付きへ。
ロープウエイ待ちの間に滝見に来たギャラリーの見つめる中、午前7時20分スタート。
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日暮の滝1段目(15m)は左岸カンテを、2段目(8m)は左岸凹角を登ります。
体の温まってない朝一のクライミングは緊張するけど、どちらもⅢ級+くらいなので楽勝。

1段目を下から見上げるとこんな感じ。残置のピンは2カ所ほど。
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2段目を越えると、10mCS(チョックストーン)滝が現れる。
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うーん、これは直登できないので、手前のルンゼから高巻きしよう。
ブッシュをトラバースして、灌木から20m懸垂下降で落ち口へ。
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100mほどゴーロの河原を進むと谷はゴルジュ状に。
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ゴルジュに掛かる7m、12m滝はフリーで簡単に越えて行けます。
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ゴルジュを抜けてしばらく進むと現れる6m滑滝は右岸水流沿いを。
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この先はいよいよ10mクラスの滑の連瀑帯へ。
このあたりは「三段の滝」とか「宝剣滝」と呼ばれており、ロープウエイからも良く見える有名どころです。

念のためロープを出して取り付きます。
滑滝三兄弟の長男は左岸のランぺから。ホールド、スタンスとも豊富で欲しい所には残置のピンがあり、快適に登って行けます。あー、気持ちいい!至福の時間です。

このあたりはロープウエイから丸見え。
頭上のロープウエイでは山ガールや山BBAが「キャー、すごい!」って騒いでいるに違いない。
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二男も左岸から越えて、末っ子は右岸から。何れもロープを出して進みます。
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ロープウエイからみるとこの連瀑三兄弟はこんな感じなんですね。
大体赤線のルートで登攀。
一見、登れるようには見えません。山ガールが騒ぐのも無理ないですね…って騒いでないか(^^;
(画像は こだるさんのブログ からお借りしました)
karimono2_2.jpg



この後も現れる滝をフリーで越えていくと、谷はまた何やらゴルジュの様相を呈してきます。
ワクワク、ドキドキ!

10m滑滝は右岸から。このあたりからロープウエイ軌道から離れて行きます。
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抜けがちょっといやらしい。
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4m滑滝を越えるとゴルジュに。
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中御所谷は谷これ滝って感じで息つく間もなく滝が次々と現れます。
沢登りでも人によって色々と嗜好が分かれますが、滝ノボラーなら垂涎の谷ですね!

ここまでで登攀開始から3時間ちょっと。ロープ出しまくりにしてはまずまずのペースかな?
この時点では15時くらいには千畳敷に抜けられるかなって思ってました。



さて、この先に我々を待ち受けるものは?
はたして無事に千畳敷まで辿りつき下りのロープウエイ(最終17時)に間に合うのか?
ビバークは嫌だし、ホテル千畳敷1泊19,950円はもっと嫌だ!っていうか空室はないでしょう。

続きは激動の後編をお楽しみに!


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おすすめの山岳図書 ~ 技術書編 その1

・フリー・クライミング上達法 W・ギュリッヒ ★★★

この本は、昔、フリークライミングに入れ込んでいた頃、何度も何度も目を通した、私にとってバイブルのような本です。

W.ギュリッヒ(ヴォルフガング・ギュリッヒ)はドイツの伝説的クライマーで、数々の高難度ルートの初登を成し遂げた世界的トップクライマーでした。

1991年に彼が初登した「アクチオン・ディレクト(Action Directe)」は世界初の9a(5.14d)で、長きに渡って世界最難ルートとして多くのトップクライマーが挑戦してきたマスターピースです。

下の動画を見てもルートの凄まじさがわかります。
小山田は3年越しの挑戦で2005年に第7登を果たしました。

アクチオン・ディレクトを登る小山田大
携帯用動画リンク

ちなみに、映画「クリフハンガー」のオープニングシーンでルーフをフリーソロしているのはシルベスタ・スタローンのスタントを依頼されたギュリッヒです。

残念なことに、ギュリッヒは1992年8月、アウトバーンでの自動車事故で帰らぬ人となりました。
もし彼が生きていたなら現在の世界最難ルートは彼のルートに置き換わっていたかもしれません。



本書は1986年にドイツで出版された「Sportklettern heute」の翻訳で、1988年に山渓から
出版されました。

クライミング関係の入門書は数多くあるけれども、本書はズバリ、「5.12以上を登るため」のガイドであり、決して入門書ではありません。

内容はクライミングテクニックの解説から、ルート攻略の戦術、トレーニング方法と運動生理学までの広範囲に渡り、「デッドポイント」や「身体張力」などの新たな概念を導入し、合理的かつ、理論的にクライミング上達の方法論を展開したもので、現在でも全く色褪せてません。

この本を読んだからって言って誰でも5.12が登れるわけではないですが、グレードに係わらずどうしても登れないルートや課題に出くわした時、そっと本書を紐解いてください。
その壁を乗り越えるヒントが必ず見つかるはずです。

およそフリークライミングやボルダリングにのめり込んでいるあなたなら、本書は文字通り
「バイブル」になるでしょう。


私?いやいや、もう付いていけません…(^^;

残念なことに本書は既に絶版なので中古を入手するしかないですね。

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フリー・クライミング上達法フリー・クライミング上達法
(1988/01)
ヴォルフガング ギュリッヒ、アンドレアス クービン 他

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プロフィール

ひろろ

Author:ひろろ
Thrill‐Seeker
刺激が行動原則です。
クライミング、沢登り、ランニング、パラグライダー、音楽、アコギ、ロック、プログレ、画像処理、カラーサイエンス…京都からの発信です。

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