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国際宇宙ステーションのトム少佐

昨年末公開された「ゼログラビティ」(原題:Gravity)を見てデビッド・ボウイの「Space Oddity」を連想した方も多かったのではと想像します。

スペースシャトルでハッブルの修理中に宇宙デブリ(廃棄衛星のゴミ)の破片が襲来し、主人公が宇宙の虚空に投げ出されてしまう。
そこからの生還劇を国際宇宙ステーションや中国の宇宙ステーションを絡めて描いたのが「ゼログラビティ」のストーリーです。

着想は「Space Oddity」からであっても不思議じゃない。

ゼログラビティ トレイラー


(Space Oddityに関しては過去記事「トム少佐よ永遠なれ」をどうぞ)

真空、無重力の宇宙空間をひとり漂う。

Planet Earth is blue and there's nothing I can do...
(地球は蒼く、僕に出来ることは何もない)


とトム少佐の絶望と諦念を歌うデビッド・ボウイの歌詞が頭をよぎります。

幼い日に親とはぐれて不安に泣き叫んだ記憶。

遭難寸前のビバークで遠く下界の街の灯を眺めらながら感じた寂寞の記憶。

拠り所の喪失の恐怖は耐え難いものがあります。



なんてことを思っていたら、ISS(国際宇宙ステーション)のコマンダーであるChris HadfieldがISSで歌う「Space Oddity」を発見!

実に、Youtubeでの再生回数は2500万回以上。

歌詞は若干替えてあるけど、あまりにもピッタリ来すぎて新たな感動を覚えます。

まるで彼がトム少佐であるかのようです。

Chris Hadfield(ISS Commander) - Space Oddity


歌詞の変更部分からすると、ISSからソユーズで地球に帰還する心情を歌っています。

Planet Earth is blue and there's nothing left to do...
(地球は蒼く、僕は全てをやりきった)

ミッションコンプリートです。

彼がトム少佐を地球に連れ戻してくれました。

そして…「Ashes to Ashes」に繋がるとしたら、出来すぎですね!


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ヒラリー・ステップにはしご??

3月18日付けでこんな記事がありました。

【カトマンズAFP=時事】世界最高峰エベレストの頂上に到達する直前、
登山者の前に立ちはだかる難所の岩場「ヒラリー・ステップ」に、はしごを
かける計画が検討されている。ネパール政府が17日、AFP通信に認めた。

 ヒラリー・ステップは高さ12メートル。1953年、ネパール人シェルパ、
テンジン・ノルゲイ氏と共に世界で初めてエベレスト登頂に成功した
ニュージーランドの登山家エドモンド・ヒラリー卿にちなんで名付けられた。

 ネパール観光省は、エベレスト登山者の増加に伴い「4〜6月の登山シーズン、
ヒラリー・ステップでは大混雑が常態化している」と指摘する。昨年はついに、
現場でいら立つ欧州の登山者らと現地ガイドのシェルパらの間で、
ヒラリー・ステップに登山用ロープを張るかどうかをめぐり乱闘が起きた。
「登山者の安全のために、はしごを考えざるを得ない」というのが観光省の説明だ。


まず驚いたのが、ロープを張る、張らないで乱闘騒ぎが起こったこと。

8,750mの高度で乱闘って・・・・

体力ありすぎでしょ!(笑)

酸素マスク付けながらゆるゆる殴り合いでもしたのかな?

ちょっとその図を想像すると笑ってしまいます。

乱闘する余力があるのなら、余裕で登頂できるでしょうね。



混雑するヒラリーステップ ここは槍が岳?って感じ。
main_image.jpg

エベレストにハシゴをかけるということに賛否はあるでしょうが、資源の少ないネパールにとって、ヒマラヤ遠征隊は重要な外貨獲得源です。

安全対策をして登山隊をもっと招致したいとしても無理はありません。

登山者にしても600万円を超える費用を負担すれば商業のエベレスト公募登山隊に参加できます。
(参加に際してなんらかの審査はあると思いますが…)

もはや「登山客」ですね。

とは言え、「Into Thin Air」のような悲劇のあるのも事実です。

いっそのこと、各キャンプに山小屋を作っちゃって、7000mを超えたら随所に酸素ステーションを置き、シーズン前にはルートメンテナンスをして「登山客」の安全を計れば良いと思います。
難所には鎖をばしばし張っちゃおう!

なんて言えば非難轟々かな?

でもヒマラヤだけは、エベレストだけは特別ってロジックもおかしいでしょう。

ヨーロッパアルプス、日本アルプスの登山ルートなんて、めちゃくちゃ整備されてるし、アイガー、ユングフラウをぶち抜いてつくられたユングフラウ鉄道なんてのもあります。

エベレストのごみ問題ってのもたまに耳にしますが、結局、ゴミを回収する余力がない登山者が廃棄しているわけで、余裕があれば持ち帰るでしょう。

自然保護、環境保護を標榜するならそれこそ入山禁止にすべきです。

「とっていいのは写真だけ 残していいのは足あとだけ」

みなさん、マナーを守ってエベレストを登りましょう!\(^O^)/


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穂高の岩場を疑似体験

・穂高岳の岩場 武藤 昭ほか ★★

ようやく暖かくなってきたので、そろそろ活動開始しようかな?っていう今日この頃です。

足の状態の実地テストもありますし。

山に行けない時期は色んな山岳図書で気を紛らわしているのですが、今回ご紹介するのは穂高岳のバリエーション34ルートを写真解説したガイドブックです。

写真 4

発行は1979年とかなり古く、現在では古本でしか入手できません。

内容は穂高の各クライミングルートの詳細な解説なんですが、アプローチから取り付き、各ピッチの核心などを豊富な写真付きで説明しており、かなり臨場感があります。

まぁ、ここまで詳細だと、単なるアンチョコを越えて行き過ぎ感はありますが…

写真 2

写真 3

この手のクラシックルートの解説本自体が少ないのですが、本書のような詳細なガイドブックはこれ以前にも以降にもないと思います。

こんな労作はもう出ないんだろうなあ…需要も少なそうだし…


ちなみに著者は原稿締め切りの関係からたった1シーズンで全ルートの取材を終えたとか。

これだけ年月が経つと崩落などにより岩場の形状も多少なりとも変わっているかも知れないけど、行ったことのあるルートは追体験を、未知のルートは疑似体験をと実際に出かけられない無聊を慰めるにはもってこいです。

モチベーション維持の効果もあり!


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紫煙はむらさき?

実は私、結構なヘビースモーカーです。
登山やランニング、マラソンやってるくせにまったくけしからん話ですが…

まぁ、山での休憩に吸うタバコは魂が吸ってるというかめちゃうまなんですけど、昔と違ってどこでも吸える状況ではないので、喫煙スペースか人のいないところで小さくなって吸ってます。

山の新鮮な空気を深呼吸したらタバコの匂いが…ってのも腹が立つでしょうし。



ところで、タバコの煙を「紫煙」って言うけど、なんで紫なのかってのが今回のお話。

タバコの煙が紫や青っぽく見える理由は空が青く見える理由と同じなんです。

以前、「カラーサイエンス」のカテゴリーで

空はなぜ青い?

という記事を書きましたが、タバコ自体から立ち上る煙(副流煙)の粒子は0.1μ~0.01μと小さいのでいわゆる「レイリー散乱」によって光の青~紫成分の散乱が多くなり、青っぽく見えるわけです。

一方、吸引した主流煙は気管や肺で水分が付着して粒子サイズが大きくなり「ミー散乱」によって光の成分全体が散乱するため、白く見えます。

(詳しくは「空はなぜ青い」の記事をどうぞ)



スポーツする上でのタバコの影響は結構あるんでしょうが、体感的にはそれほど感じないです。

禁煙するべしなんでしょうが、タバコも人生の楽しみの一つとうそぶいて、未だに吸っちゃってます(^^;

トップアスリートでは内村航平もヘビースモーカーとか。

運動神経、自律神経はニコチン酸を栄養源としているという話も。

じゃあ、クライミングは喫煙での効果あり、ランニングなどの持久力系はNGってな感じかな?

まぁ、何れにしても喫煙者には厳しい世の中になりました。


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プロフィール

ひろろ

Author:ひろろ
Thrill‐Seeker
刺激が行動原則です。
クライミング、沢登り、ランニング、パラグライダー、音楽、アコギ、ロック、プログレ、画像処理、カラーサイエンス…京都からの発信です。

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