スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

白色LEDってどうよ?- その2

今回のカラーサイエンスTipsは白色LEDの話の続きです。

前回は白色LEDの仕組みとその発光スペクトルを解説しましたが、今回から白色LEDを使用した様々な機器についてレビューしてみます。

・液晶のバックライトとしての白色LED

PCの液晶ディスプレーや液晶TVのバックライトに白色LEDが使用されているのは知っていますよね。

液晶自体は単なるシャッターですからディスプレーに画像などを表示させるためには、裏から光を当てる必要があります。これが液晶のバックライトと呼ばれるもので、従来は冷陰極管(蛍光灯)が使用されていました。

バックライトとしてLEDを用いるメリットは

・軽量、小型化が可能
・消費電力が低い
・部分点灯させることでコントラストを改善することができる
・温度による明るさの変動がない


などがあります。

よく誤解されているのですが、LED液晶のTVは色が鮮やかで綺麗といったことは全くありません
むしろ、スペクトル特性の良くないLEDを用いた場合、赤などの再現に問題がでるケースもあります。

(RGBの三色LEDで構成されたバックライトを用いた場合は広い色域が確保できますが、調整や制御が困難なので、一部、色確認用のディスプレーに採用されているだけです。)

画質に影響する要素としては、コントラストの改善があります。

液晶はシャッターを閉じた状態でもバックライトの光を完全に遮断することはできません。
つまり、画面で真っ黒に表現したい個所でも光漏れで黒が若干浮いた状態になってしまいます。

これによってコントラストが低下し、全体に締りのない画面になってしまいます。
バックライトに冷陰極管を使用している場合には避けようのない問題でした。

白色LEDの場合は小型なので、画面の全面に複数のLEDを配置することができます。
そして、それぞれのLEDは独立して発光量をコントロールできます。

つまり、表示する画像の濃淡に応じてその個所のLEDの光量を調整すれば、液晶の光漏れの発生はなくなり、締まった黒が表現できてコントラストの良い画面となります。

光量調整のイメージとしては下の画像のようなものと考えてもらえればいいかな。

devideled.jpg

左:表示する画面      右:その時のバックライトLEDの点灯状況

このようなバックライトの制御をエリア点灯とかローカルデミングと言います。

ただし、全てのLED液晶TVがこのような制御をきっちりやっているとは限りません。
境界部分に違和感があったりすることも。
例のようなモザイク状ではなく、単に縦横だけの点灯制御をおこなっている場合もあります。



単にLEDバックライト液晶TVといってもどのような構成と制御を行っているかで画質に差がでます。
このあたりは家電量販店などではきっちりと説明してくれないかもしれませんね。

まぁ、人の感覚は環境に順応するので、画質などは比較しないとわからないでしょうが。

次回は「第四の照明」と言われているLED照明についてだよん。ではでは。


ブログランキングに参加しています。
↓よろしければクリックを
ブログランキング・にほんブログ村へ




スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ひろろ

Author:ひろろ
Thrill‐Seeker
刺激が行動原則です。
クライミング、沢登り、ランニング、パラグライダー、音楽、アコギ、ロック、プログレ、画像処理、カラーサイエンス…京都からの発信です。

このブログはリンクフリーです。
どうぞご自由にリンクしてください。
連絡頂ければ相互リンク致します。

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
カテゴリ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
Access Counter
リンク
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最新トラックバック
日本ブログ村
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。