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光は心の中へ - 光と情動

LEDの話の中で、光が人体のホルモンなどに及ぼす影響をちょこっと書きましたが、今回のカラーサイエンスはもうちょっとこの話を掘り下げてみます。

・心のバランス - セロトニン

セロトニンはトリプトファンという物質から生合成され、人体には約10mgほど存在します。
このうち、2%程が脳内の中枢神経に存在し、人の精神に大きな影響を与えます。
ちなみにトリプトファンは牛乳などに含まれるアミノ酸です。

セロトニンはノルアドレナリンやドーパミンの暴走を抑制し、心を落ち着かせる効果のある神経伝達物質で、セロトニンが不足すると暴力的になったり、抑うつ的になります。

実はこのセロトニンは日光を浴びることで活発に生成されます。

朝起きて朝日をいっぱい浴びる。
昼休みなどは野外を散歩する。
ちょっとした休憩でも日光があたる場所でとる。

こういったことで体内にセロトニンが溢れます。

行動が昼夜逆転したり、屋内生活が中心で日光にあまり当たらない生活パターンだと、イライラやうつ病傾向になるかもしれません。

牛乳を飲んでいっぱい日光を浴びるだけで幸せになれるかも!


・眠りの素 - メラトニン

習慣的就寝時間の1~2時間前から、セロトニンを材料として脳の松果体からメラトニンが
生合成されます。

このメラトニンは睡眠を誘導するホルモンで、これによりスムーズに入眠することができます。
健全な睡眠はメラトニンのおかげなんですね。

セロトニンとメラトニンはこのように対の関係があり、正しい生体リズムを刻むためには不可欠な要素です。

白色LEDの記事でもちょっと書きましたが、夜中に強い光を浴びたり、PCなどのディスプレーを見過ぎるとメラトニンの分泌が抑制されてしまい、スムーズに寝付けないといったことも起こります。

メラトニン分泌抑制と光の波長の関係をもう少し調べてみたら次のような実験結果がありました。

fig1.jpg
光の波長とメラトニン分泌抑制(Brainard et al J.Neuroscience 2001 より)


やはり青色LEDのピーク波長とメラトニン分泌抑制のピークは見事に一致してますね。

LED照明でも電球色なら青色の強度は低減されるのでメラトニン抑制も若干緩和されるとは思いますが、実際のところはどうなんでしょうね?
私はベッドの横のスタンドは当面電球色蛍光灯を使います。

126260.jpg
              《LED電球 シャープ技報より》


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