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カーニャクマリの幻想

パナジーからバス、列車を乗り継いでひたすら南へ南へ。
マンガロール、コーチン、トリバンドラムを経由して3日目、インド最南端のカーニャクマリに到着。

旅も終盤で、数日後にはスリランカに向かう予定。

ここ3週間続いていた下痢は薬局で買った怪しげな抗生物質でピタッと止まってしまった。
これはこれでちょっと怖いけど、体調はすこぶる良い。

P7070614.jpg

ベランダからは目の前にインド洋。

ここから昇りここに沈む太陽を見るためだけにカーニャクマリを目指した。

P7070609.jpg


ウォークマンを耳にデッキチェアに寝転ぶ。テープからはPinkFloydの「Echos」

この気分ならバッドにはならないだろう。

パナジーで怪しげな日本人から買った「スイートハート」を舌の上に。
たった5mm四方の紙片にどれだけの力があると言うのだろう。



ブドウを剥きながらしゃぶっていた。
ブドウの皮を剥いているはずがいつの間にか、空をべりべりと剥がしている。
打ち寄せる波は三角形の連続。まるで小学生の書く海の絵のようで。
とんでもなくカラフルで…

ホテルの庭で牛と睨みあっているインド人が何故か可笑しくて笑いが止まらない。

でも、一方ですごく覚めた自分がいる。

And I am you and what I see is me... ギルモアが謳う。

ぴったり来すぎてくらくらする。

ふらっとホテルを出て灯台に向かう。登るのに50パイサ。

P7070611.jpg


空も海も町並みも溶け合って足下に沈む。テープからは「Cirrus Minor」そして「Cymbaline」

やっぱり可笑しくて笑いが止まらない。展望デッキの手すりを握りしめて大笑いしている自分。
インドの観光客が遠巻きに見ている。きっと気味が悪いんだろう。

このあたりから記憶が飛んでしまってよく覚えていない。

どうもヒンズー教の寺院に入ろうとしてもめていたようだ。

気か付けばホテルの部屋に戻っていたけど、何故かおでこには朱のマークが。


P7070612.jpg
祈り…


学生時代の貧乏旅行での体験。
今から思えばよく灯台から飛び降りなかったもんだ。

今でもPinkFloydの「Echos」や「Cirrus Minor」、「Cymbaline」を聴くとナチュラルトリップしそうに
なってしまう程の強烈な体験だった。



「Cirrus Minor」も「Cymbaline」もPinkFloydが音楽を担当した映画「More」のサウンドトラックです。
一週間のやっつけ仕事で仕上げてしまったなど、評価はいま一つですが、ドラッグとセックスに溺れ、破滅してゆく若者を描いた映画の内容に合わせてトリッピーな曲が多く、私個人としてはインドでの体験も相まって、お気に入りのアルバムです。

PinkFloyd - Cirrus Minor

携帯用動画リンク

PinkFloyd - Cymbaline

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パナジーからバス、列車を乗り継いでひたすら南へ南へ。マンガロール、コーチン、トリバンドラムを経由して3日目、インド最南端のカーニャクマリに到着。旅も終盤で、数日後にはス...

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