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とほほの水俣乗越 ピストン?? 

なんとも変なタイトルですが…

8月17日、横尾をベースに槍ヶ岳周回を目論んで単独で上高地入りしました。
お盆前から太平洋高気圧の勢力が弱まり、大気の状態が不安定でした。
週末は回復傾向にありますが、天気が気に掛かります。

河童橋からの岳沢上部は雲に覆われています。
P8170687.jpg


18日夜半に横尾を出発し、

大曲⇒水俣乗越⇒天上沢⇒北鎌沢右俣から北鎌尾根⇒槍⇒槍沢⇒横尾

のルートで周回する計画です。15時間以内なら上出来でしょうか。


17日は横尾のサイトに着くまでは天気はもってくれたのですが、テント設営後、土砂降りの雷雨。
水はけのいい横尾のサイトでもテントの下にたぷたぷと水が浮く状態でした。
雨が小ぶりになっても雷鳴はずっと続いていました。

こりゃあかんかもしれんなぁと諦め半分、目覚ましを2時にセットして8時就寝。
近くででかい声で話すパーティーがあり、中々寝付けない。
夜半も時折テントを叩く雨で目が覚めました。

目覚ましに起こされて空を見上げるとなんと満天の星空、
慌てて出発の準備をしました。

今回はテントを設営したまま、素早く周回してこようという目論みです。

なので、足周りはトレイルラン用シューズ、持ち物は薄手のフリース、レインパーカー、シュラフカバー、ヘルメット、行動食は火を使わずに食べられる物にして軽量化を図りました。
水はハイドレーションに1.5L、北鎌沢でさらに1.5L補充の予定。

午前2時半、横尾出発。でも、脳裏には昨日の雷雨が引っ掛かってます。
天気予報も18日はまだまだ不安定のよう。
P8180693.jpg


ニの俣あたりまでは普通にランニングで抜けようと思うのですが、道は濡れてぬかるみ、思うようにペースが上げられません。

大曲に4時着、ここから水俣乗越へ400mの登り。
空はまだ星空ですが、東方面には雲が流れてきているようです。
P8180702.jpg


水俣乗越に着くころにはかなり明るくなってきました。
P8180704.jpg


天上沢方面を見ると、薄曇りです。
P8180705.jpg


ここで結構悩みました。

・ここから北鎌尾根経由で槍ヶ岳まで抜けるのに7~8時間くらいかかりそう。
・この時間ですでに高層部に雲が発生。午後からは雷雨の確率がけっこう高い。
・それに、水俣乗越の登りが結構苦しくて調子はいまいち。ペースダウンは確実。
 (乗越に着いたときにちょっと吐いてしまいました)

まぁ、この調子が「いまいち」というのが一番の理由ですが、ここで今回は諦めることにしました。

北鎌はエスケープがないので独標を越えれば槍ヶ岳に抜けるしかありません。
稜線で雷雨に遭えばビバークの可能性もあります。

色々と不安を抱えて進んでも楽しくないし危険なので、あっさりと撤退しました。


横尾に戻って休憩、テント撤収後、蝶ヶ岳への登山道を槍見台まで登り、槍方面を偵察。
10時頃だと思うのですが、すでに槍ヶ岳は雲に包まれてました。
この様子だと北鎌尾根はガスの中だと思います。
P8180715.jpg


上高地に向かう途中から雷鳴が響き、ニ度、落雷の大きな音がしました。
徳澤からは本格的な雨に。

上高地に着くころには晴れ間も見えてきました。
岳沢からは畳岩尾根が綺麗に見えています。
P8180726s.jpg



平湯に戻ってから知ったのですが、昼過ぎに槍ヶ岳山頂で落雷により1名亡くなったとこのと。
ご冥福をお祈りします。
でも雷雨の中、なぜ山頂に向かったのでしょう?
槍ヶ岳山荘は雷警報システムが充実しており、登頂禁止の警告は出ていたと思いますが…

ともあれ、情けない山行になってしまいましたが、天候と体調を見極めて再度トライしたいと思います。

もう少しトレーニングしないとダメですね、とほほ。


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No title

こんばんは。
お天気残念でしたね。
情けない山行と書かれていますが、
私には憧れの山行ですよ。

でも、雷雨から、満点の星空。
山の天気はほんと気を付けないと危ないんですね。
無理はしないよう十分注意いたします。

Re: No title

歩兵さん、こんばんは。

高山の天気はほんと複雑で中々読みづらいですね。
下界の天気予報は参考程度にしておいて、天気図と観天望気での判断が必要です。
風向きで低気圧の方向もわかるし、雲の形状で高層の大気の状態もわかります。

夏山なら午前中は安定している場合が多いので、早立ち早着きが基本ですね。

経験をいっぱい積んで安全な登山を楽しんでください。

って、私自身もまだまだ未熟者ですが…

お帰りなさい!

無事帰ってきましたね! それが普通で、そうでないとあかんと思います。

ダメな時、無理と思うときはすんなりと撤退もありですよね!
私も過去にありますけど・・・。

あかん!と思ったとき無理をしなかったから、今でも山を楽しめているんですから。

でも・・・ 条件が良ければ北鎌 ですか・・・、私は普通の登山道を歩いているだけなので・・・  レベルが違います。



Re: お帰りなさい!

りゅうじさん、こんばんは!

> 無事帰ってきましたね! それが普通で、そうでないとあかんと思います。
>
> ダメな時、無理と思うときはすんなりと撤退もありですよね!
> 私も過去にありますけど・・・。
>
> あかん!と思ったとき無理をしなかったから、今でも山を楽しめているんですから。

全くもって、その通りだと思います。
特に単独の場合は全ての判断を一人でしないといけない中で無理をしがちですから
より冷静に客観的である必要がありますね。

> でも・・・ 条件が良ければ北鎌 ですか・・・、私は普通の登山道を歩いているだけなので・・・  レベルが違います。

北鎌は湯俣経由で2度、水俣乗越経由で1度経験してます。
ルートファインディングさえしっかりすればザレ場の尾根歩きです。
難易度的には奥穂~西穂の縦走で言えば間ノ岳前後がずっと続く感じですね。

ただエスケープし辛いので色々と見極めが必要だとは思いますが。

北鎌尾根ってなんかイメージが先行して取りざたされている気がします。
実際しっかりした踏み跡もありますし。
プロフィール

ひろろ

Author:ひろろ
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刺激が行動原則です。
クライミング、沢登り、ランニング、パラグライダー、音楽、アコギ、ロック、プログレ、画像処理、カラーサイエンス…京都からの発信です。

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